わがトキメキのP-MODEL♪

 〜古参馬骨の平Pよもやま話〜

亀有育ちのプロレス記者が、解凍P-に完全フォールされた偶然の出来事とは…??

 

【馬骨の輪 その⑦】

各業界に潜む、隠れP-MODEL/平沢進フリークを暴くシリーズの第7弾をお届けします😎

スポーツの中継には実況解説がつきものですが、解説者のトークが面白いと、番組が更に充実したものになりますよね〜🙌

私はCSでプロレス中継もよく観てるんですけど、中でも鈴木健さんと須山浩継さんの解説がホンマに大好きで、毎回必ず録画してリピート視聴するほどなんです👍

鈴木健さん…  いや、ペンネームだと、鈴木 健.txtさん。いやいや、ここは親しみを込めて、健さんと呼ばせていただこうかと思います。

だってね、健さんも私たちとお仲間の、"馬骨"なんですもの〜♪🅿️♪

   ~~~~~~~~~~~~~~~~~

週刊プロレス編集次長で、現在はフリーのライターとしてや、番組解説者、イベントMCなどで大活躍中の健さんが、P-MODELフリークであるという事はもう随分前からSNSを通じて知ってはいたんですが、つい先日、その辺りについてじっくりお話しを伺う機会に恵まれましたので、健さんのこれまでの輝かしき馬骨遍歴を、時系列に紹介させていただこうと思います🙇

 

〚亀有出身〛

何と健さんは平沢さんと同じ、葛飾区亀有のご出身! "たまたま"ながら、家と家とも極めて近い距離だったらしい😲

 

YMOでライブ初体験〛

中学生の時、テクノポップブームの頂点であったYMOにハマり、1980年12月の武道館4daysライブの初日を観覧。これが生まれて初めてのコンサート体験だったそうで、高校に進学してからはプラスチックスも聴くようになったとの事。

 

〚偶然のBITMAP〛

1992年9月3日の誕生日に奥さまがプレゼントとして買ってきたVHSの音楽ソフト📼… テクノ好きな健さんを喜ばせようとの一心で用意したそのビデオは、何と1日前にリリースされたばかりだった、P-MODELの"BITMAP"!

だ、だがしかし、、、

実は奥さま、このビデオがてっきりプラスチックスのモノだと思い込み、間違えて買ってしまっていたのです…😅

"P"しか合ってないやん🫱…と、そのときツッコミを入れたかどうかは伺ってないものの、元来のテクノ好きゆえ、P-MODELの名前くらいは知っていたし、職業柄、パワーホールの作者が平沢進だという事ももちろん把握してたという健さんが徐ろにそのビデオをデッキにかけてみたところ、解凍P-のライブシーンに映っていた、ことぶき光シンセサイザーが頭上高く、タテにセットされているステージングにどハマリしてしまい、まずは楽曲とかよりも、ありえないステージ装置の見映えに心奪われ、"たまたま"なきっかけからではあったものの、マッハで解凍P-に堕ちていったとの事💗

それから初期P-の音源なども後追いで聴いて、全て生演奏の頃のパンキッシュなP-も自分の好みに合い、めでたく完堕ちとなった次第。

 

〚再びの密航〛

健さんWikipediaによると、かつて第2次UWFのファンとして、旗揚げ第2戦を観るため鈍行列車に乗ってはるばる札幌市まで観戦にいった事があったらしく、当時はそういった何処へでも遠征する熱烈なUファンの事を"密航者"と呼んでいたんですが、Pファンに堕ちてからも、92年末の渋谷クアトロでのライブ"能率の予感"を初体験したのち、もう観に行けるだけ行ってやろうの精神で、翌93年春の"big body TOUR"大阪公演にも向かう準備をしていたところ、当日の週プロの仕事が延びて新幹線に1本乗り遅れ、急遽飛行機にとび乗って会場のメルパルクホールへの密航を無事成功させた事があったとか。

 

〚サイト管理人〛

P-MODELの当時の所属事務所、アイスリープロモーションが、パソコン通信PEOPLEに、ヒラサワサイバーバイパスというフォーラムを立ち上げた際に、"たまたま"知り合いを通じて、その管理人を任されていたとの事。熱心なP-MODELファンが集まる、今でいうオンラインサロンのような趣のもので、オンライントークには時折り当時のメンバー、小西さん、福間さんも入ってきてくれていたそうな。いい時代やったんやなぁ…😏

 

コピーバンド大会出場〛

前述のパソコン通信で知り合ったP-MANIAの人たちとバンドを組み、P-のコピバン大会にも出場したとの事。似非モデルという名の4人組で、健さんの担当はベース。その際、コピバン大会常連の実力派バンド、ツイフォニウムとも共演をしたらしい。

似非モデル LIVEリポートhttps://ameblo.jp/kensuzukitxt/entry-12467358754.html

 

P-MODELメンバーにインタビュー〛

1999年、改訂P-が札幌にベッシーホールでのライブのプロモーションに来た際に、週プロの取材にかこつけて現地に飛び、札幌のタウン誌に載せるインタビューを当時のメンバー、平沢、小西、福間の各氏に敢行!

その際の平沢さんの印象として、イメージ通りの人で、何を訊いてもすぐ答えが返ってくる頭の回転の良さに敬服したとの事。

そののち、発刊を知った全国のP-MANIAから入手したいとの連絡が殺到したらしい。

(さっぽろたうん情報1999年12月号に掲載)

現在、当時の記事が健さんのブログに転載されていて読む事が可能ですので、そのURLを貼っておきます。

https://ameblo.jp/kensuzukitxt/entry-12467358685.html

 

NHKの平沢特集番組に出演〛

2001年、平沢さんが太陽電池で溜めた電気でライブを行った"Hirasawa Energy Works - Solar Live LIVE SOLAR RAY"を筑波まで観に行かれた際に、NHKの特集番組のナビゲーターとして知り合いの加藤賢崇さんも来られていて、その場でライブの感想を求められ、自家発電をしながらライブを行う平沢さんを「本当の意味でのクラフトワーク発電所の意)になった」と称すと、後日に番組エンディングでその時の映像が流され驚いたとの事。その模様は現在でもYouTubeニコニコ動画を漁ると見られるそうです。またこの時、一緒に観に行かれていた元ユニオンプロレス代表のナオミ・スーザンさんもバッチシ映っているとか✨✨

 

インタラクティブ ライブをリポート〛

2022年3月開催の、現時点においては最新のインタラクティブ ライブとなる"ZCON"のリポートをオファーされ、仕事として初めてライブリポートを執筆。公演から2年以上経過しているにも拘らず、今もサイトの人気記事ランキングで1位になるほど長きに亘って閲覧されており、媒体関係者も平沢さんの支持率に改めて驚いたそうな。

ウレぴあ総研
平沢進が提示した"思考のためのライブ"
https://ure.pia.co.jp/articles/-/1385024

 

〚テクノな余興ライブ〛

キーボード演奏にも長けている健さんは、現在ご自身が関わるプロレスラーのトークイベント等の際にもシンセを持ち込み、イベント開始前に黙々と余興演奏を行って、馬骨仲間を増やすべく会場をテクノな空間へと誘なってらっしゃいます♪♪

私は初めてその姿を観た時、こう思いました…

『こ、この人、本気やぞ、、、、、、』

さらに、リングパレスという、かつて札幌にあったプロレスショップの元スタッフだったYMOフリークのマサ川島さんと、"TECHNO PALACE"なるユニットを組んで、P-MODELYMOクラフトワークTM NETWORKなどのコピーやプロレスラーの入場曲をレパートリーに、新宿歌舞伎町にある地下闘技場にて入場無料の余興ライブを不定期に開催されています♪

 

さて、以上が健さんP-MODELテクノポップとの、羨ましくも欲ばりな関わりの遍歴だった訳ですが、まだこの他にも"たまたま"なエピソードが多数あり、例えばP-がよく昔にライブを行っていた京大西部講堂目黒鹿鳴館にはプロレス関係の取材で行った事があったり、高校生の時に最初に買ったシンセがP-MODELも使っていたPolysixだったり、誕生日(歳は健さんが2つ下)が上領さんと同じだったり、週プロで働き出した年にP-が凍結してたり…etc.

 

では最後に、健さんP-MODELに対する思いの丈を👇

「とにかく解凍P-が好きでした。出会ってから活動休止まで1年ほどしかなかったけど、その間に行けるだけ行きましたよ、ライブには。1993年6月21日の渋公にも行って大満足で会場を出たら、出口でチラシが配られてて、それを読むと例のアナグラムによるメンバーチェンジと活動休止の告知が…💧

何という形でこんなショッキングなことを発表するのかって思ってショックでショックで… 古いファンにとってメンバーチェンジは毎度のことだったらしいですけど、僕はそのメンバーで活動が続くとばかりに思っていたので…

その次の10月11日の野音のラストライブは、当時のステージ衣装で平沢さんが胸につけていた黄色い四角のバッヂ(Nsetn Oirao Ivookと入ったもの)をアクリル板で自作し、黒い服につけて観に行きました。

翌年末からの改訂P-も新メンバーが知りたくて一発目の大阪まで密航しました。でも解凍P-から入った自分としては、やっぱりあの時のメンバーがP-MODELそのものだし、どれか一枚アルバムを選べと言われたら"P-MODEL"。         曲だったら"SPEED TUBE"になるんですよね。

平沢さんのライブはもちろん毎回観に行ってますし、上領さんがやっているNeo Balladも応援しているんですが、今年の7月、秋山さんのソロライブを初めて観に行きましてね。秋山さんを生で観るのは解凍P-のラストライブ以来30年以上ぶりで、GO AMIGOとかも聴けて『秋山さん、音楽活動を続けてくれてありがとう』と言いたくなりました。思えば、P-MODELを聴くようになったのも偶然、亀有に住んでたのも偶然。でも全てが必然だったんでしょうね(笑)」

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#鈴木健 #kensuzuki #TECHNOPALACE

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1984年のP-MODEL

 

デビューした当時と比べ、1981年から83年までのP-MODELは、そのガラッと変わったサウンドと相まって、どうしても活動が地味になった…と思えてしまう印象だったんです。

雑誌のインタビュー記事ひとつとっても、受けているのはほぼ平沢さんのみ。もちろん雑誌社の責任もある訳なんですが…

そんな中、翌1984年に入ってから事態が一変したんです😲

とにかく今までにない展開に次ぐ展開が巻き起こり、最新の情報を掴むのにひと苦労するほどでした💧

では、その1年間に何が起きてたかをザッと以下にまとめてみます👇

 

2/12 IKARI ソノシート発売

P-MODEL another act plan スタート)

2/25 ANOTHER GAME発売

(前年から3度の発売延期を経てようやく💧) 

3/10 旬 ソノシート発売

P-MODEL another act plan vol.2)

4/10 遠藤ミチロウ/ベトナム伝説発売

(平沢さん参加。ミチロウ氏からのオファー。以前からP-のライブをよく観に来ていたらしい)

6/1 ソノシートマガジン ING,O! No.5発売

(付録ソノシート曲に平沢さん参加)

6/3 横浜国立大学学祭でTHE STALINと最初で最後の共演

(STALINの前に登場したP-は、PUNKS達の帰れコールに対し、1曲目のSolid Airの演奏を途中で止め、さようならっ!と吐き捨てて楽屋へ引っ込んでいった…💢)

8/5 菊池さん脱退

(在籍、80.11/21〜84.8.5)

8/28 横川さん加入

(P-史上初のバイオリン&ベース奏者)

9/15 横浜シェルガーデンでのライブに中野照夫さんがベースで臨時参加

(横川さんが神戸で仕事があり都合がつかなかった為)

10/10 SCUBA発売

(ミチロウ氏がお返し参加。この作品からまたガラッとサウンドが変わる…)

12/1 五十嵐久勝/PUZZLE発売

(平沢さん&横川さん参加。七節男のカバー収録)

12/21&22 新宿ロフトでのライブに翌年から新加入の荒木さんがパーカッションでゲスト参加

12/23 田井中さん脱退

(在籍、79.1/1〜84.12/23)

 

以上、メンバーチェンジはともかく、何だか一気に活性化してきた感じで、特に各メンバーが関わったP-以外の音源を聴けたり入手できたりする機会が増えたのはスゴく有り難かった😂   

さらに翌1985年からはオフィシャルのファンクラブ(モアレクラブ)まで出来ましたからね。当時のマネージャーやスタッフさんの功績も大きかったんじゃないでしょうか。

まあ、どれもこれも、全てなつかしい思い出です✨✨✨

さて、今年の10月10日でSCUBA発売から40周年を迎えました。ホントあっという間ですよねぇ…

当時購入された皆さま、カセットテープはカビてませんか?(笑)

いくらCD化してるからといっても、ブックレットは復刻されてませんからね、大事です😉👌

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#SCUBA #40周年

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ヒ・ミ・ツのテクノ歌謡

 

このブログを読んでくださっている皆さまは、平沢進P-MODEL以外にどんな音楽がお好きでしょうか?

私は断然、昭和歌謡ですねぇ…😉

国内で、一番最初にテクノポップブームの兆しを感じたのは1979年の後半からであったと記憶しているんですが、それに並行して歌謡曲テクノポップ風味のアレンジを施した、いわゆる"テクノ歌謡"が音楽シーンにポツポツと現れ始めたのもやはりこの頃からだったように思うんです。 

翌1980年のランドセルリリース直前の平沢さんのインタビュー記事を改めて読むと、既にテクノポップブームの終焉を予言されていて、その理由としては、テクノポップというスタイルが商業音楽(歌謡曲等)に浪費され、いずれ風化していくであろうと、、、

次のポプリからガラッとサウンドが変わった事にも納得ですよね😏

それに対し、すっかりひとつの音楽スタイルとして定着していったテクノ歌謡はコンスタントに作られ続け、2000年代に入ってからも再評価が進んで、各社からディスクガイド本が出版されたり、オムニバスのCDシリーズがリリースされたりと、一時期ブームに火がついちゃってました🔥

いま現在も、中野ブロードウェイのレコードショップ・MECANOと、新宿のディスクユニオン昭和歌謡館とを行き来する事に無上の喜びを感じるような上級テクノ歌謡フリークが、きっと全国各地に多数潜んでいるに違いありません(笑)

さて、前述のテクノ歌謡ばかりを集めたオムニバスのCDシリーズの事なんですが、各レコード会社別の全8種類にてコンプリートが完了するものの、何やら大人の事情で発売が見送られたお蔵入り盤があと2つほどあったというウワサが、、😓
あの当時どこかでその情報を掴み、幻の収録曲を極秘メモしておいたモノが出てきたので、このブログにも極秘で書き残しておこうと思います😎

ではまずひとつ目は、日本コロムビア編の全16曲を👇

ジューシィ・フルーツ「ジェニーはご機嫌ななめ」
②川上さんと長島さん「きたかチョーさん まってたドン」
③竹宏治「舞・舞・舞」
細川たかし「星屑の街」
高見知佳「くちびるヌード」
河上幸恵+HP25「DO-KI♡DO-KI」
河上幸恵+ツトム「ハートのねじ」
⑧フィルムス「GIRL」
⑨SHI-SHONEN「叛乱-ロマンス-」
比企理恵「想像力少女」
⑪榊原郁恵「ROBOT」
山下久美子ナチュラル・ハイジャンパー」
⑬フィルムス「CRASH KIDS」
⑭村田有美「きげんなおして、もう」
⑮HERO「チャイナ・ガール」
⑯HARRY「ドリーム・シティ・ネオ・トキオ」(未来警察ウラシマンED)

そしてもうひとつは、日本ビクター編の6曲。
判明している曲数が少ないので企画段階で既にボツになってたのかも知れません…👇

ツベルクリン「ちょっとマッピー男の子」(ビデオ・ゲーム・グラフィティ)
②クリス「春のめざめ」
③クリス「ミッドナイト・ロックンロール・パーティ」
④CP-02「no・no・baby」
片岡鶴太郎「まるでコメディアン」
ピンク・レディー「ラスト・プリテンダー」

ま、ざっとこんな感じなんです。

改めてこのメモを見てて、テクノ歌謡の代名詞的な榊原郁恵の"ROBOT"を収めた盤が発売されない事を当時ナゾに思っていたのを思い出しました。

もう25年近く前のメモだし、内容の信憑性も含め、これ以上の詳細は一切不明なんですが、この話題にニヤリとしてくださった方がもしおられたなら、ちょっとハッピーっす笑😳

それと、このCDシリーズの徳間ジャパン編には我らがShampooのTonightが何故だか収録されているんですよ〜。

ま、テクノ歌謡っていう定義も曖昧なものですからね、所詮は。貴重な音源のCD化なら大歓迎ってなもんですわ👌

そうそう、Shampooといえば、メンバーの折茂昌美さんが平沢さんと歌詞を共作し、かつて歌謡曲歌手だった島崎和歌子さんに提供した、"アフリカのクリスマス'っていう曲がありましたですよね。

実はあの曲の一番最初のリリース告知って、1990年9/23の日比谷野外音楽堂での平沢さん一派のスペシャルライブ、"ERROR FORCE"での場内アナウンスだったんですよー。

平沢進 meets 歌謡曲の新展開には会場にいた誰もが驚きの声をあげたものです、、😌

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#shampoo #島崎和歌子 #テクノ歌謡

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万年の想い… SCUBAへも君へも🪷

 

【馬骨の輪 その⑥】

各業界に潜む、隠れP-MODEL/平沢進フリークを暴くシリーズの第6弾をお届けします😎

よく音楽雑誌なんかで、色んなミュージシャンによる、"私のお気に入りレコード10選"…というようなアンケート企画をやったりしますよねー。

かつて"宝島"っていうサブカル本の代名詞のような月刊誌が発刊されてましたが、確か1986年ごろだったかなぁ…  ある号で、やはりお気に入りレコードのアンケート企画をやってた事があったんですが、その当時人気絶頂だったザ・ブルーハーツのドラマー、"梶原徹也"さんのチョイスも載せてありましてね、で、それを興味津々に目を通してみたところ、何と選ばれた中にP-MODELのSCUBAが入っていたんです!😲

我々がバンドやそのメンバーに対して抱いていた勝手なイメージからは、ブルーハーツP-MODELがどうにも結びつかず、初めて読んだ時には疑問と意外でしかありませんでした。

いや、もちろん嬉しくもあったんですけどね😂

で、梶原さんご自身にこの件についてお話しを伺ってみた事があるんです。

「おお〜、P-MODELのSCUBAですかぁ〜! あの作品、ホント大好きなんですよー。特にフィッシュソングが一番好きかな。もちろん1stアルバムとかパンク色が強かった頃のもキライじゃないけど、とにかくスキューバが一番好き。P-MODELはライブも観に行った事ありますよ!」

P-MODELから田中さんが脱退したあと、失意の平沢さんがスピリチュアリティ?な方面に傾き、その後のアナザーゲームからSCUBAへと続く作品世界の中で、もしかしたらそういった"匂い"を無意識的に嗅ぎ取って共感をされたのかも知れませんねぇ…梶原さん。

ま、これも勝手なイメージですけど…

そうそう、さっきブルーハーツP-MODELには全く結びつきを感じないって書きましたけど、実はひとつ大きな共通点があるんです☝️

P-MODELの1stアルバムとブルーハーツの2ndアルバムのプロデューサーって、実はどちらも元プラスチックスの故佐久間正英さんなんですよー!

ひょっとしたら梶原さん、レコーディングの時に大好きなP-MODELの事を、憧れの佐久間さんに色々尋ねたりしてたかも知れませんね😉

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#梶原徹也 #SCUBA #FISH SONG

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"1975〜1985" 日本のNW/PUNK/TECHNO POP系主要バンドの結成年度別リストを作ってみた♪

 

Wikipediaによると、ニューウェーブっていう音楽ジャンルが世界で認識され始めたのは1976年からとのこと。

で、何ともうその年には、あのプラスチックスが我が国でも活動を開始してたみたいなんですよねー😲

今年は非常階段やVAMPIRE!が結成から45周年を迎える記念イヤーな訳なんですが、何だか色んなバンドの"結成された年"ってのが一体いつだったのか凄く気になりだしましてね。

それでググってみたり、本で調べたりしてまとめたのが下のリストになるんですわー。

新規結成は勿論、現行のバンド名を変更してリニューアルしたケースなんかも一緒くたにして順不同で列挙してあります。

P-MODEL関連は漏れなくピックアップ済みっす👌

調べてみると、どうやら1975年から、これまで私が好きで聴いてきた様々なバンドが次々と現れ始めていたようですので、スタートはそこからにして、最後はキリの良い10年後の1985年までに区切ってリストアップをしてみました👇

1975  ムーンライダーズ
     シスターM
     バッハ・リヴォリューション

1976  プラスチックス

1977  ヒカシュー
     突然段ボール
     ザ・スタークラブ
      DADA

1978  Yellow Magic Orchestra
     フリクション
     リザード
      S-KEN
      アーント・サリー
         ULTRA BIDE
      チャクラ
      水玉消防団
      メトロ
      ピヴィレヌ

1979    P-MODEL
    Shampoo
    VAMPIRE!
    ほぶらきん
    INU
    非常階段
    DIE OWAN
    ハルメンズ
    NON BAND
    ゼルダ
    一風堂
    コスミック・インベンション
    FILMS
    スーパーミル

1980    ザ・スターリン
    電動マリオネット
    のいづんずり
    チフス
     EP-4
    サンセッツ
    イミテーション
          TACO
    プラチナマスク
    チャンス・オペレーション
    SPY
    ジューシィ・フルーツ
    JUKE/19

1981    ラフィンノーズ
    少年ナイフ
    アマリリス
    アレルギー
    GAUZE
    ヴァージンVS
    Wha-ha-ha
    ロジックシステム
    ゲルニカ
    Shi-Shonen                                                  非A

1982    4-D
    有頂天
    the原爆オナニーズ
    ザ・ナース
    TPO

1983     あぶらだこ
     ハナタラシ
     COBRA
     キャー
     赤痢
     ローザ・ルクセンブルグ
     MENU
     ヤプーズ
     エルナディア
     MUSIC&WORDS

1984  ばちかぶり
     ニューロティカ
        A.C.E.
        旬

1985  パパイヤ・パラノイア
     ザ・ブルーハーツ

もはや、東京ロッカーズも関西NO WAVEもテクノ御三家も業界ニューウェーブ(笑)もみ〜んなまとめて愛おしゅうございます💗

リストを作ってて気付いたんですが、P-MODELと共にShampooも今年で45周年!

そして来年はバッハ・リヴォリューションが結成から何と半世紀を迎えることとなります!!!

振り返ればこの50年間というのは、我々音楽ファンにとってウキウキワクワクの止まらない、本当に幸せな時代を過ごさせてもらえてたんだなぁ…ってつくづく思いますねぇ…😂

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#PMODEL #Shampoo #The Bach Revolution

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1979年よりNW愛をこめて…✨

 

1979年…

P-MODELがデビューしたこの年は、来たるべき80年代に向けて、何かとてつもない現象があちこちで起きてきそうな、そんな予感と期待に胸ワクワクのシゲキあふるる年でした、いま思えば😏

国内の音楽シーンに於いても、P-MODELの他に、リザードヒカシュープラスチックスフリクションがこの年にレコードデビューを飾っており、これはもう日本のニューウェーブ元年と云っても差し支えないんではないかと☝️

そしてそのムーブメントは日本各地にジワジワと広がり、京都では京大けいおん部の学生で結成したバンド、"VAMPIRE!"が誕生!

古参馬骨なら、このバンド名にピンと来た方もおられるはずだと思うんですが、1983年8月に、P-MODELの事務所が企画した、NO GAMES NIGHTというミニフェスのようなイベントのゲストとしてオファーを掛けられ、新宿ロフトのステージでP-のフロントアクトを務めたのが、このVAMPIRE!だったんです。

それ以降もちょくちょく東京などでのライブに呼ばれたりしていたようなんですが、実はこれって相当にレアな事で、P-の自主ライブに共演のお誘いが掛かるなんてのは、Shampoo等の周辺バンドを除けば、あとは突然段ボール町田町蔵&人民オリンピックショーぐらいだったはず…

それだけP-MODEL関係者からご贔屓にされていたVAMPIRE!ですが、元々のきっかけは、1983年4月に京大西部講堂にて彼らの企画したイベントが開催されるにあたり、当時コンチネンタル・キッズのメンバーだった篠田氏にP-MODELのマネージャーとのツテがあった事から、ダメもとでP-に出演オファーをしたところ見事OKで初の共演が叶い、しかもそのイベント当日、ライブが終わって控室にいたメンバーのもとへわざわざ平沢氏が駆けつけ、「よかった!」と、演奏やパフォーマンスを絶賛してくれたのだそうな。

VAMPIRE!のリーダー、Wahdah the Vampire氏いわく、「あの時、リスペクトする平沢さんに褒められた事が人生最高の想い出です✨✨✨」

そんな経緯からP-との交流が始まったという事なのですが、元々リーダーが初めてP-の存在を知ったのは、京大けいおん部のひとつ先輩にあたる、当時SUPER MILKというテクノパンクバンドのメンバーだった西村氏に連れられて、79年の9月に京都のサーカス・サーカスへP-のライブを観に行った時だったそうで、とにかく受けた衝撃がハンパなく、これはとんでもないバンドである…と。 もう俺らもやるしかない!…とその時に決意を固められたのだとか。

そして今年2024年、VAMPIRE!結成から一度も解散する事なく、未だ現役バリバリで無事45周年を迎えられたという訳なんです。

これって超スゴい事ですよねー。だってあとはヒカシュー突然段ボールぐらいですもん、NW系でここまで長く続いているバンドって👍

さて、つい先日、9月16日の敬老の日(笑)に、日本最古のライブハウス・京都拾得にて行なわれた結成45周年記念イベントでは、現メンバー👇

Wahdah the Vampire/G&Vo

KURIMOTO/Bass

BARSHI/Ds

の3名に、ゲストとして1994年に1stアルバムをリリースした時のメンバーだった紅一点、

MARIKO the LION/Bass

を加えた4人でのライブを開催!

途中のMCでは、かつて平沢さんにライブパフォーマンスを褒められたエピソードを披露し、間髪入れず"美術館で会った人だろ"をVAMPIRE!流アレンジにてカバー演奏!!!

これには心底コーフンしました😂

では最後に、リーダーのP-MODELへの熱き想いの丈を、、

「田井中さんのドラムが好きでねぇ。ホンマに刺激的やった。忘れられないですよ。

そう云えば、むかし秋山さんとも共演した事がありましてね。恒松正敏さんのイベントに呼ばれて行った時にゲストで一緒に出てもらったんですよ。   

サーカスで初めて観た秋山さん、凄くカッコ良かった記憶があるなぁ。

P-MODELの作品なら1stもパースペクティブも好きやけど、LIVEの方法も大好きで、よくカーステで聴いてますよ。あれは最高です!✨✨✨」

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#VAMPIRE! #ヴァンパイア! #祝45周年

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㊗️時空の水 35thアニバーサリー!

 

2024年9月1日は、"時空の水"リリースから35周年の記念日なり〜!🎉

思えば、ソロアルバムなんて絶対出さない人だとばかり思ってた平沢さんが、P-MODELの1stリリースからほぼぴったり10年後に発表したのが本作だった訳なんですが、平沢さん関連では初のCDのみでのリリースになった事や、消費税が定価に上乗せされたのも、この作品が初でした。

P-MODEL凍結前の最終作となったワンパターンのリリースから実に3年間も経ってた訳で、ファンにとっては待望かつ、またこれまでとは別のワクワク感がありました✨✨✨

通して聴いた印象としては、平沢節とヒーリング&アンビエント的な楽曲が同居する全く予想外の内容で、当時は少し困惑も、、、

あくまでも特別企画的に制作されたものだと認識していて、それまでの平沢さんの作風からは一番遠く感じた"魂のふる里"がリメイク収録されていたのもその理由だったように思います。

だがしかし!

この路線でこれからも新アルバムが発表され続けていくのかなぁ…と思っていたのもつかの間、、 次のソロ2作目、サイエンスの幽霊ではアンビエント感は全く消え、師匠人気が大幅にアップしていくきっかけとなった平沢ポップスの大名盤が世に放たれる事となるのです!!!

ではこの続きは、サイエンスの幽霊リリース35周年となる来年に…😉

ああ、そういえばひとつ疑問が、、、

時空の水に収録された、これもリメイクのフローズン・ビーチ。これ何回聴いてもボーカル部分のみ、何故かSCUBA収録バージョンをそのまま再利用している様に聴こえるんですが、果たしてその真相やいかに…??🤔

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#時空の水 #ソロ第一作 #平沢進

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