これから先、核P-MODELや平沢+会人のライブに於いて、IN A MODEL ROOMとランドセルに収録されている曲が演奏される可能性は果たしてあるのだろうか、、、
そんな事をふと思いつつ、そう云や1981年のポプリリリース以降、既にP-MODELのライブから1stと2ndの曲はバッタリと演奏されなくなってしまってたよなぁ…なんて当時をしんみり振り返ってみたり、、
あの頃のライブでは例外として、偉大なる頭脳と、マンドレイクバージョンの異邦人が時折演奏されるくらいであったと記憶しているんですが、更にスペシャルな例外として、1981年の初夏から秋口ごろまでの短期間、"とある曲"が突如として復活し、ライブレパートリーに加えられていた事があったんです!!!
さてさて、当ブログの2つ前の記事でランドセルの4つのナゾについて書きましたが、実はこっそりと、ナゾをもうひとつ仕込んでおいたんです😉
【追記】の部分を改めて読んでいただきますと、"双子のこの国"…って謎ワードが出てきますよね、、
これって実は、あの"ミサイル"の幻の4番の歌詞に出てくる言葉なんです。
何を隠そう復活した"とある曲"とは、このミサイルの3番部分の歌詞を削って未公開だった4番に差し替えられて演奏された、改訂バージョンの事だったんです！
では以下に当時のライブで歌われた、そのバージョンの歌詞を正確に記してみます。
ミサイルの由来は父母の夢
ミサイルの由来は父母の夢
だれもかれもが ボクを愛して
ミサイルの由来は父母の夢
恋人がつくった航空母艦を見て
恋人がつくった航空母艦を見て
だれもかれもが ボクに恋して
恋人がつくった航空母艦を見て
やー
それが愛だね
やー
それが恋だね
やー
それが愛だね
やー
それが恋だね
やー
それが愛だね
やー
それが恋だね
やー
それが愛だね
やー
それが恋だね
双子の子の愛した双子のこの国
双子の子の愛した双子のこの国
誰もかれもが 誰もかれもが
双子の子の愛した双子のこの国
以上。。
愛だぜを"愛だね"、恋だぜを"恋だね"というふうに、初期の尖ったイメージからポプリ以降のサウンドにマッチするように微妙に表現を変えられているのもポイントのひとつ。
このバージョンについての情報の掲載は、1981年発行のヤングマガジン第23号に於ける、"二次元DJ"という連載漫画の旧新宿ロフトでのP-MODELライブリポートの回のものが唯一であり、逆に云うと、この掲載がなければ本当に幻のままで終わっていたかも知れないんですよね。ポプリで音楽性をガラっと変えてから観客動員も落ちていたようでしたし、、
でもひょっとしたら、この時の取材に合わせてP-側が、あえてこの曲の詳細に触れさせる為に意図して当日のセトリに加えた可能性も無きにしもあらずではないかと…。
そもそもあの時期にミサイルが再び演奏され始めたこと自体がナゾではあったんですが、I AM ONLY YOUR MODELのしろくろヤギさん替え歌バージョンと共に、1stや2ndを聴いてライブに通うようになった者たちに対するP-MODELからのギリギリのファンサービスだったような気もするんですよねぇ。
うん、そう思いたい、、😌
#ミサイル
#双子の子
【追記】
こっそり仕込んでいたナゾですが、実はもうひとつありまして、、、
ランドセルには"売国奴"の意味が隠されているという説ですが、これって決して後付けとかではなく、もちろん制作段階できっちりと決められていた事だった訳なんですね。でもその割には当時のプロモーション等でそれが表に出る事ってあまりなかったように思うんです。
これもナゾですよね…
あっ、長くなりました、、
ではこの辺りの事については何れまたの機会に…🫡
この取材の入った日のライブ、何とアンコールでダイジョブとホワイト・シガレットまで演ってる！😲
あの時期のライブの構成を考えると、何とも信じられないくらいなんですが、もしかしたらこれも取材用の名刺代わりの特別プログラムだったのかも知れません。（初期曲は異常に盛り上がりますゆえ…）
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